クレジットカード現金化は、専門の業者を利用せずに自身の力だけで行うことが可能です。
怪しげな業者に引っかかる心配がないこと、個人情報の悪用や振り込まれなかったといった思わぬトラブルに巻き込まれるリスクが軽減されるのがメリットですが、すべて自己責任で行うからこそ覚えておきたい注意点もあります。
実行する前に把握しておきましょう。
不正利用の疑いをかけられやすくなる

個人で行うクレジットカード現金化は、一般的にカード購入した商品を転売することで現金を得る流れになります。
ある程度まとまった金額を手にしようと思った場合には、それなりに高く売れる還元性の高い商品を利用することになるでしょう。
しかし、ブランド品や家電品、貴金属といった高級品ばかりを買い続けていると、カード会社の不正利用検知システムに引っかかりやすくなるリスクが高まる点に気をつけなければなりません。
自分で利用する、誰かにプレゼントをするといった理由が当てはまる範囲内に購入頻度を抑えるなど、対策が必要になります。

現金を用意するために時間も手間もかかる

ネットの現金化業者を利用すれば、すべての手続きを電話とメールのみで済ませることができます。
この手軽さが支持されている理由です。
ただし、業者の取り分が手数料として差し引かれるために換金率は80%程度になります。
個人で行う現金化は、購入したものが高く売れればそれ以上の換金率で現金を作れるのが魅力的ですが、仕入れから買取まですべての工程を自身で行わなければなりません。
現金化業者を通せば入金も数分から数十分程度と非常にスピーディーですが、個人では時間がかかってしまうため、急いでいるかたにはあまり向いている方法ではありません。
換金率が安定していない
業者よりも高い換金率で現金化しやすいという特徴がありますが、逆に言えば業者のように換金率が安定していないという点がデメリットとも言えます。
上手く高く売れる商品を利用できればお得になる反面、買取の際に取引に失敗をしてしまうと大きく損をしてしまう可能性もあるのです。
そうなっても自己責任で、何の保証も受けられません。
まとめ
業者にクレジットカードや個人情報を預けずに利用できるのが個人で行うクレジットカード現金化の魅力ですが、高く売れる商品をリサーチする能力が必要で、手間がかかったり不正利用発覚のリスクも高いというデメリットがあります。
注意点もしっかり押さえた上で、後悔のないように利用をしてください。